大御所シリーズ、ロゲイニングとは
大御所シリーズとは
本年は大御所こと徳川家康公没後400年。それにちなんで公益社団法人日本オリエンテーリング協会(JOA)では平成27(2015)年度に家康公ゆかりの5都市にてロゲイニングのシリーズ戦「JOAロゲイニング大御所シリーズ」を開催することになりました。
JOAではこれまでもロゲイニング大会を対象にしたシリーズ戦を展開してきましたが、大御所シリーズではロゲイニングに歴史的な楽しみを加えることで新たな層への普及を図ります。
また、戦や町づくりにその土地の地形を活かした家康公の一般には知られていない業績に光を当て、現代の町づくりにも活かせる新たな気づきを提供します。
開催地紹介
05/03 岡崎(愛知県):家康公の出身地、シリーズ開幕戦を飾りました
11/29 浜松(静岡県):家康公が青年期を浜松城主として過ごし出世城としても知られる
12/12 江戸(東京都):徳川幕府の地。地形に合わせた都市計画は後の東京発展の礎に
01/16 日光(栃木県):家康公を祀る東照宮が鎮座
01/31 駿府(静岡県):言わずとしれた家康公隠居の地、シリーズ最終戦
ロゲイニングとは
オリエンテーリングから派生したナビゲーションスポーツの1つで2000年頃から日本で行われるようになりました。制限時間内に地図に示されたチェックポイントをどれだけ回れるかを競います。回る順番は決まっておらず、チェックポイントには難易度に応じて得点が設定されています。より遠くまでより早く到達できる体力はもちろん、迷わないための地図読み、効率的に得点を獲得するための作戦も重要で、知力体力が問われます。
海外では12~24時間の大規模なレースも多いですが、日本では3~6時間程度の手頃な時間で開催されることが多く、また2~5名のチーム単位での参加が原則で、地図は国土地理院の地形図を利用するため初心者でも安全に楽しくナビゲーションを楽しむことができます。さらにゲームとしての面白さに加え、生活している地域の歴史や文化の再発見、防災意識の向上なども期待できると多くのファンを集め、現在では全国各地で大会が開催されています。