1-2.オリエンテーリングとは?
「オリエンテーリング」とは、地図とコンパスを持って、指定されたチェックポイントを指定された順番でまわりゴールするまでの時間を競う競技です。
一般に、オリエンテーリングというと、小学生の遠足で行うグループでのレクリエーションとしてとらわれがちですが、国際大会も多数開かれている競技スポーツとしての側面も持っています。日本国内での愛好者は数万人いるといわれ、各大学にも体育会系のクラブがあります。
日本国内でも、毎週のようにどこかで大会が開催されており、競技として一流を目指す者たちだけではなく、一般の人でも気軽に参加できるような配慮がされています。関東の大会では、500人~1000人くらいが参加する規模の大会が多く開かれています。
海外ではヨーロッパがメインで、ひとつの大会に1万人近い方が参加することも珍しくありません。
オリエンテーリングを競技としてやっているものの多くは、マラソン、山岳競技、アドベンチャーレース、トライアスロンなど、過酷な競技にも参加しているものが多くいます。
一方、アドベンチャーレース界などから、地図を読む訓練のためにオリエンテーリングに参加される方も多く、非常に幅広い分野からの参加者があります。
1-3.オリエンテーリングの種類
オリエンテーリングには、(足で)走って行うフットオリエンテーリング以外にも、このホームページで取り上げているスキーで行うスキーオリエンテーリング、自転車で行うMTBオリエンテーリング、移動のハンディキャップを持つ人でも競技できるトレイルオリエンテーリングがあります。