WTOCレポート 6月5日
世界トレイルO選手権(WTOC)2012、日本チーム、田代です。
いよいよWTOCが始まります。
日本チーム6名全員、無事現地に到着して、闘いを待っています。
明日はTempO Trophyが行われます。
8箇所のコントロール群(TempOでは「ステーション」と呼びます)で、ステーションごとに3問ずつの計24点満点のレースです。
この24問の課題をいかに早く解答するかを競います。
1問誤答があるとごにペナルティー30秒が加算され、ペナルティーを含めた合計秒数のもっとも少ないものが明日のTempO Trophyを獲得します。
日本からは山口(浜松OLC)、木村(入間市OLC)、小泉(東京OLC)の3選手が出場。山口選手は、「(ペナルティが30秒しかないので、30秒かけて正解するより1秒で解答した方が特になってしまう状況ではあるが、そのような)変な作戦を考えず、普段通りにレースする」と抱負を語りました。
木村選手は「1ステーション3問は(過去の傾向より)少ない」と、その影響を考慮した作戦を立てようとしています。
小泉選手は「(明日は、課題となる特徴物が木と岩のみという情報があり、それなら)日本で経験している課題と大差ない」と、これまでの経験を生かせそうだとの抱負を述べました。
明日の結果は
http://www.scottish-orienteering.org/wtoc2012/Results
に掲載されます。日本選手の活躍にご注目下さい。
WTOC2012の日程
6/6 | TempO Trophy, 開会式 ※各国最大3名の選手が出場。個人戦のみ。 |
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6/7 | Model Event |
6/8 | Day1 (個人戦初日) |
6/9 | Day2 (個人戦二日目 兼 団体戦), 閉会式 |
- ※個人戦は、二日間合計の成績で争われる。オープンクラス、パラリンピッククラスそれぞれに各国最大3名まで出場可。
- ※団体戦は、個人戦出場選手の中から、あらかじめノミネートした3名の選手の2日目の成績の合計で国別対抗で争われる。3名の構成は、オープンクラス1名+パラリンピッククラス1名+どちらかのクラスから1名。