WOC便り10
8月18日
今日はリレーのモデルにいってきました。
昨日のロング決勝の地図とは違ったフラットなテレインです。これに斜面の部分が加わってリレーのテレインになってきます。
このモデルテレインは日本チームにとっては違和感なく受け入れられそうですが、走れるオープンラインと見通しの悪い場所で距離感が大きく異なるため、歩測をしっかりとるか距離感の違いを確実に意識しなければなりません。平らな部分の高速な直進では、走り安い部分に流され、方向が変わる傾向があるので、最初から流されるラインを意識してプランするのもひとつの方法でしょう。アタックの手前でオープンのラインや小道上の位置を確定しておくことも有効です。
但しリレーは集団走ですから、自分が思っている方向に走ってくれるとは限りません。方向(コンパス)と距離(歩測)の保険を常にかけて、集団から落ちた場合の切り替えを早くする必要があります。
明日は山に入らずにコンディションを整えて、あさっての本番に臨みます。