7月9日 ロング決勝

村越です。

午前中、ミドルタイプのテレインで、男子はレース形式、女子はわかるもの、使えるものを確認する練習をしました。
大きな特徴のない斜面にある、岩、こぶがみんな難しかったようです。わかるものが増えてきたことも確かです。

午後は再度ミドルタイプのテレインに行ってみる人、ロングの決勝を見に行く人、WEBによる中継を見る人に分かれて過ごしました。

ロングの決勝は、予選と同じ会場でした。巨大スクリーンが2台。カメラがフィニッシュレーンの櫓の上、クレーンで上下できるようにされたもの、ホバーリングできるラジコンにつけられたもの、があり、野外コンサート会場の様でした。このほかにテレイン内に定点カメラが4か所くらいあったようです。併設大会がないにもかかわらず、会場内は歩くことが困難なほど大勢の人が応援に来ていました。

スプリントと同じで、会場わきにスタートがあり、スタートして観戦者の前を通ってテレインに入っていきました。男子19.8km 女子13.9km。マップ交換のため、会場に戻ってきます。リレーの1,2走を一人でやっているような感じです。巨大スクリーンには定点カメラの映像やGPSでのライブとシンクロ(上位を争っている数人が同時にスタートしたとしてGPSの軌跡を表示する)が映し出され、競技中の様子がよくわかります。定点のカメラからは、淡々とコントロールを取っていく姿、GPSからはルートどり、シンクロからは映し出されている人のルートどりとタイム差がわかります。

女子はスイスのシモーネが2位に3:01の差をつけ、本大会2個目の金メダル。男子はフランスのテリー ジョルジュ が1:18の差で優勝しました。男子2位はフィンランドのヤニ ラカネンで2年間準備を重ね、今日に臨んだそうです。男女とも2位~5位が1分以内という大混戦。会場から見える所にラストコントロールが置かれ、あと1kmほどにおかれたラジコンからの情報もあるので、フィニッシュへ走る選手に大声援がおくられました。

ロング決勝を観戦に行くとき、イタリア人(併設18E参加)を乗せてあげました。来年WOC2014の運営者だそうで、「スプリントはベニスで。旧市街。迷宮スプリントになるよ。ロング、ミドルははアルペンタイプ」こんな情報をもらいました。

MEN FINAL 19.78km ↑610m
1 Gueorgiou Thierry FRA 1:41:39
2 Lakanen Jani FIN 1:42:57
3 Bertuks Edgars LAT 1:43:29
4 Tsvetkov Dmitriy RUS 1:43:43
5 Dæhli Magne NOR 1:43:57
6 Merz Matthias SUI 1:44:20
WOMEN FINAL 13.95km ↑440m
1 Niggli Simone SUI 1:20:02
2 Alexandersson Tove SWE 1:23:01
3 Eliasson Lena SWE 1:23:08
4 Kauppi Minna FIN 1:23:44
5 Ryabkina Tatiana RUS 1:23:45
6 Fincke Anni-Maija FIN 1:25:51