7月11日 WOCミドル決勝

WOCミドル決勝が終了しました。
日本選手は、女子宮川さんが65位、男子真保君が63位でした。
真保君は中盤に差し掛かるまで、50位前後でしたが、7,8番のミスのあと少しリズムを崩したようです。宮川さんは1番のミスで自分のレースをつくることができなかった感じでしょうか。
切り替えて勝負は明日のリレーです!
レースを終えた真保君からメッセージが届いています。
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応援ありがとうございました。
中盤までは順調だったのですが、途中で大きくミスしてからはバタバタしてしまい、自分のレースができず不甲斐ない結果に終わってしまいました。
リレーではミドルの反省を活かしつつ、切り替えて走りたいと思います。
真保 陽一
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女子コース図
Сampomulo-Middle-W (1).jpg
男子コース図
Сampomulo-Middle-M.jpg
この日の女子トップ争いは上位3名の大混戦、最後にトップに躍り出たのはスウェーデンのAnnika Billstam、最終盤のミドルレッグで、それまでトップであったデンマークのIda Bobachが1分ほどのミスをして、逆転となりました。3位は安定した力を見せるスウェーデンのTove Alexanderssonでした。
男子は、よりドラマチックでした。最終2番目スタートでロング覇者のThierry Gueorgiouが中盤以降猛追し、1分以上の差をつけて完勝、と思いきや、失格となりました。6番コントロールの不通過。アナウンサーをはじめ会場の観客も気付いてはいなかったようで、ゴール後のチェックで判明しました。ちなみにGueorgiouは2010年ノルウェーWOCリレーの最終アンカーでも前科があります。ロシアとの優勝争いでも同じミスを犯して、コントロールを戻り優勝を逃しました。
現在地がどこかでなく、100m先にいる場所を正確に把握する彼のオリエンテーリングだからこそもつ脆弱性なのでしょうか。興味深いところです。
優勝はノルウェーのOlav Lundanes、1分30秒後スタートのGueorgiouに迫られてのゴールだったため、直後は狐につままれたような顔でガッツポーズをさせられていました。ミドルでは初優勝です。3位にウクライナのOleksandr Kratov が入ったのが印象的でした。
Worldofo記事
成績
WOMEN
4 960 m 16 CP Climb 230 m
1 Annika Billstam Sweden 37:03
2 Ida Bobach Denmark 37:25 +0:22
3 Tove Alexandersson Sweden 37:27 +0:24
4 Sara Luescher Switzerland 38:37 +1:34
5 Mari Fasting Norway 38:53 +1:50
6 Maja Moeller Alm Denmark 39:00 +1:57
65 Saho Miyakawa Japan 1:26:40 +49:37
MEN
5 860 m 19 CP Climb 290 m
1 Olav Lundanes Norway 38:12
2 Fabian Hertner Switzerland 38:30 +0:18
3 Oleksandr Kratov Ukraine 38:46 +0:34
4 Baptiste Rollier Switzerland 39:45 +1:33
5 Andreas Kyburz Switzerland 40:05 +1:53
6 Lauri Sild Estonia 40:39 +2:27
63 Yoichi Shimbo Japan 58:52 +20:40

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