WOC2022 ノックアウトスプリント終了
ノックアウトスプリント決勝は、男女とも本命2選手が勝利しました。
本命視されている中できっちり勝ち切るのはすばらしいです。
Men
1 Matthias Kyburz SUI 7:19
2 August Mollen SWE 7:20
3 Jonatan Gustafsson SWE 7:29
Women
1 Tove Alexandersson SWE 8:09
2 Megan Carter Davies GBR 8:25
3 Eef van Dongen NED 8:26
日本選手の予選の結果は以下のとおりです。
<男子>
Heat A
1 Aston Key 9:42
12 (border) 10:17 +0:35
24 伊藤 樹 10:51 +1:09
Heat B
1 Jakob Edsen 9:56
12 (border) 10;31 +0:35
26 尾崎弘和 11:22 +1:26
Heat C
1 Matthias Kyburz 10:05
12 (border) 10:45 +0:40
16 小牧弘季 10:58 +0:53
29 根本啓介 13:02 +2:57
<女子>
Heat A
1 Charlotte Ward 9:41
12 (border) 10;38 +0:57
21.松本萌恵 11:35 +1:54
Heat B
1 Tove Alexanderson 10:03
12 (border) 10;57 +0:54
26 伊部琴美 11:54 +1:51
Heat C
1 Simona Aebersold 10:09
12 (border) 11:00 +1:16
21 増澤すず 12:02 +1:53
日本選手は残念ながら全員予選敗退となりました。
今回のボーダーは男子は+35秒、女子は+55秒付近にあり、ノックアウトの予選は予想はしていましたがとても厳しいレベルでした。
タイム的には小牧選手があと13秒でしたが、男女とも高い目標を意識したときに生じてしまうミスを最小限に抑えるにはさらなる工夫が必要だということを思い知らされるレースでした。
また決勝ラウンドを観戦すると、競り合いの中での戦いにはさらに未経験の要素が必要なことが分かり、それを肌で感じた選手も多かったことと思います。
<選手のコメント>
■伊部 琴美
自分のミスも多く悔しい結果でした。明後日のスプリント個人では絶対に決勝に行きたいと改めて思いました。頑張ります!
■松本 萌恵
スタート位置や使用範囲はチームで予想していたものと一緒だったので、比較的落ち着いてスタートできたと思っていたのですが、
途中でナビゲーションミスをしてしまい、ベストレースができなかったのが悔しいです。
ノックアウトスプリントの準々決勝以降は本当にかっこよくて、見ていて全身のワクワクがとまらなかったです。
この感動をプラスの力に変えて、最後の個人スプリント頑張ります。
■増澤 すず
納得のいく走りはできませんでした。個人スプリントでリベンジします。
■伊藤 樹
実力通りのレースができました。同時に世界との大きな差も再確認でき、胃もたれしそうです。応援ありがとうございました。
■尾崎 弘和
今日は入念にテレイン研究、オリエンテーリング研究をして臨みましたが、先月のワールドカップのようにスピードの出しきれないレースをしてしまいました。
また、ミスにミスを重ねてしまう後味の悪いレースでした。
一方で、昨年なかった結果をつけられたのと最低限レースを形にできました。スプリントは思い切り走りたいと思います。
■小牧 弘季
トップ+53秒、ボーダーまで13秒の16位という結果でした。
数字だけ見れば良いタイムですが、序盤でつまずきリズムを崩したことが響いてしまい、決勝ラウンドに進む選手たちとの完成度の差はタイム以上に大きいと感じました。
とはいえ、決勝が見える位置につけることができたのは自信になります。最終日の個人スプリント予選に向け調整します。
◇決勝ラウンドを観戦して
スプリントはとんでもなく進化しています。映像から実際に選手が会場に飛び出してくる切り替えは完全にエンターテイメントでした。
また、ダッシュ勝負となることも多く全身の筋パワーがより求められると強く思いました。今私が走ってもとても戦えそうにありません。
■根本 啓介
初戦は厳しいレースでした。悪い点を修正して次のレースに生かします。
Finalまで観戦しましたが、いつかWOCの舞台でマススタートができるラウンドまで進みたいです。
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最終日はスプリントの個人戦です。
各ヒート15位以内に入るという予選通過の目標は選手全員が掲げてきた目標であり、全員が手の届くレベルまで来ているはずなので大いにご期待ください!
最後まで応援をよろしくお願いします。