ISOM2017についての指針

IOFからISOM2017が発行されました。
それを受けて地図委員会で検討を行った結果、以下のような指針を決定しました。

  • ISOM2017に対応する日本独自の規定(JSOM)の制定は行わない。2017年8月1日以降、ISOM2017を「日本オリエンテーリング地図図式」として使用する。ISOM2017の日本語版を公開するが、英語版が正であり、訳に疑義がある場合は英語版が優先する。
  • 今後日本国内で新規に制作するO-MAPはISOM2017に準拠して制作することを推奨する。
  • 地図資産の有効活用のため、当面の間は公認大会を含め、JSOM2007準拠の地図の使用を認める。要項に準拠する規定を明記すること。
  • JSOM2007およびJSSOM2007では耕作地、果汁園、ぶどう畑(以下「耕作地等」)は原則立ち入り禁止であるが、これはJSOM独自の規定であり、ISOM2017では立ち入り禁止ではない。JSOMとISOMの併存による混乱・トラブルを避けるため、今後の大会ではJSOM、JSSOM準拠の地図であっても、耕作地等には立入禁止の紫ハッチを重ねて表記する。
  • テレイン内に立ち入り可能な耕作地等が存在する場合でも、耕作地等の記号を単体では使用せず、開けた土地、荒地などの記号を用いて表記する。
  • 今後地図委員会でISOM2017を日本国内で使用する際のガイドラインを作成する。
  • 詳細は
    「日本国内における地図図式規定についての指針」 を御覧ください。

    ISOM2017日本語版は
    「ISOM2017日本語版」←こちらから御覧ください。