はじめての大会参加
オリエンテーリングを始めるには、実際に大会に参加してみるのが一番です。どの大会でも、初心者向けのコースが用意され、初心者用の説明もありますので、初めての参加でも心配ありません。
大会情報を得る
まずは近隣でオリエンテーリングの大会が行われるかを調べましょう。
大会の情報はインターネットで調べるのが便利です。オリエンテーリングはネット上の情報が大変充実しており、「オリエンテーリング 大会日程」として検索すると、日本全国の大会情報を網羅したサイトを探すことができます。たくさんある情報の中から、探すのは大変ですが、日程や開催場所を参考にして、自分が参加したい大会を見つけましょう。
参加申込をする
オリエンテーリングの大会のほとんどはネット上にウェブサイトを持ち、参加申し込みもネット上で行うようになっています。サイト内に申し込み要項がありますので、それをよく読んで申し込みを行ってください。オリエンテーリング申し込みの専用サイトもあります。
参加申し込みは事前に行うことが望ましいですが、当日の受付で参加できる大会も多く存在します。初心者用のクラスは当日でOKの場合がほとんどです。当日参加の有無もウェブ上に記載されておりますので、ご確認の上、思い立った時に気軽にご参加ください。
参加クラスを選ぶ
オリエンテーリングの大会は、性別や年齢、能力によってクラス分けがされています。初めての場合は「Nクラス」が初心者向けとなっていますので、まずはそれに参加してみましょう。
大会によってはクラスの名称が違う場合があります。その時でも大会要項のクラスの項に説明がありますので、初心者向けを選びましょう。
大会会場にて(受付)
各大会ごとに、事前にプログラムが発表されます。多くの場合は大会のウェブサイトに公開されますので、事前によく読んで当日の流れを把握しましょう。
大会会場に着いたら、事前申込みしていない場合は受付にて参加申し込みをします。
事前申込みしてある場合は、ナンバーカードなど必要なものを受け取り、着替えなど競技の準備をします。
初心者向けの競技説明がある大会がほとんどですので、初めての場合は必ず説明を聞くようにしましょう。競技説明があるのかわからない場合は、大会役員に聞いてみるといいです。
スタート
大会会場と、競技のスタート地点は離れていることがあります。その時は会場からスタート地点まで、テープを辿っていく誘導があります。どれくらいの距離・時間かは事前に公表されますので、スタート時間に遅刻しないように余裕を持って移動しましょう。
オリエンテーリングのスタートは1人ずつ時間を開けてスタートします。(一斉にスタートする大会もあります。)自分のスタート時刻の数分前に呼ばれますので、呼ばれたら待機枠に入ります。
スタート時刻の前に地図を渡されることもありますが、基本的にスタート時刻までは見てはいけません。スタートの合図とともに地図を広げ、いよいよ競技の開始です。
競技
まずはスタート地点で地図をよく読み、どういった道順で1番目のコントロールへ行くかを考えましょう。考えなしに走り回ると、あっという間に迷ってしまいます。
地図の読み方などは、初心者説明でも解説してくれると思います。初心者クラスの場合は、道を辿っていくコースだと思いますので、道の分岐を見逃さないように注意することが大事です。
フィニッシュ
すべてのコントロールを回って、フィニッシュにたどり着けば競技終了です。お疲れ様でした。フィニッシュ地区と会場が離れている場合は、またテープを辿って会場まで帰ります。
大会会場にて(競技後)
会場に戻ってきたら、着替えなどをして、成績が出るのを待ちましょう。オリエンテーリングは時間差スタートなので、フィニッシュした時点では自分が何位なのかはまだわかりません。会場に掲示される成績速報が、たびたび更新されますのでチェックしましょう。
ある程度成績が確定すると表彰式が始まります。入賞できた場合もできなかった場合も、みんなで勝者を称えましょう。
次の大会へ
大会会場では他の大会の案内が置かれていることがあります。その場で次の大会に申し込むこともできるでしょう。
オリエンテーリングをやってみて、面白いと感じたら、失敗して悔しいと感じたら、ぜひまた次の大会に参加してみてください。