7/9_JWOC2018 Long
本日は最初の種目であるロング種目が開催されました。
走行可能度の高いエリアで開催された事もあり、過去大会の中でも
指折りの長距離コースが提供され、体力的負荷の非常に高いレースとなりました。
男子コース地図
女子コース地図
日本からは男女6名ずつの合計12人が出走、男子では森清選手が
若干17歳にしてトップの133%のタイムで85位となりました。
この順位はここ10年間の男子ロング種目最高順位(※)に迫る好順位です。
※2013年チェコ大会で当時20歳の宮西優太郎選手が記録した76位
男女でそれぞれ最上位を収めた森清選手、伊部選手の談話です。
優勝設定時間や過去の日本人記録から100分を切る事を目標としていました。
特にロングレッグは真っすぐ進む事を意識してルートを選択しました。
今回のテレインでは現在地が分からなくなると大きなミスにつながるので、
地図からイメージした光景と違和感があったら止まってでも確認する事を徹底し、
丁寧なナビゲーションを心掛けました。体力的にはレース全体を見通して
序盤から飛ばし過ぎずイーブンペースで走りきれたと思います。
高校の偉大な先輩である宮西選手の背中に迫ることが出来て嬉しいです。
ベストではないレースで悔しい気持ちが残ります。前半の林のエリアでは
道を辿るのではなく林を横断して距離の短いルートを選択する様心掛けました。
後半の開けたエリアでは精彩を欠き、ミスを繰り返してしまいましたが
終盤になるにつれて徐々に修正できたのかと感じています。
次のチェックポイントまでのルートプランが定まらないまま走り出してしまう事が
あったのでこのレースでの反省を次の種目から活かしていきたいです。
下記は日本チーム全員の成績です
女子 10.2km
1 Simona Aebersold (スイス) 54:37
98 伊部琴美(日本) 82:37
116 宮本和奏(日本) 89:50
125 佐久間若菜(日本) 100:28
126 伊東加織(日本) 103:02
130 世良史佳(日本) 106:13
135 香取瑞穂(日本) 116:50
男子 15.0km
1 Kasper Fosser (ノルウェー) 69:25
85 森清星也(日本)92:12
123 北見匠(日本)103:09
142 金子哲士(日本)113:25
146 椎名晃丈(日本)117:20
147 小牧弘季(日本)118:16
148 祖父江有祐(日本)119:26
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【関連情報】
・ロング種目大会公式情報