7月8日 スプリント

村越です。

本日も晴天、大会日和です。

午前中 スプリントの予選がありました。
イベントセンターから3kmほどのところにある、湖の畔にあるコテージ群と林が少しのテレインです。応援の人は大会会場だけでなく、テレイン内でも観戦ができるため、車だけでなく自転車での来場が相当数ありました。予選終了後、一般のスプリントイベントもあったので多かったのかもしれません。

トップスタートだった谷川は、後半、ルート判断のミスが数か所あったそうです。結城、長縄はスピードとナビゲーションのバランスがうまくとれず、ミスが重なってしまったそうです。

夕方、開会式とスプリント決勝がありました。風が強くなり、寒かったです。
フィンランド野球の球場で、大型スクリーンが2台、球場を横切るようにスタート、フィニッシュレーンが作られ、セレモニー台もありました。スタンドは観戦者でほぼ満員。チーム席はトレイルと同席で、参加国のフラッグ入場で立ち上がって手を振り、紹介されました。

開会式後、スプリントの決勝です。グランドのはじにスタートが設けられ、1分前に呼び出されます。スタート後、グラウンドを横切り外へ出るまで、大型スクリーンに映し出されました。数か所にカメラがあり、そのライブ映像や地図+GPSでの動きを映し出したりしていました。もちろん、テレイン内での観戦もOKです。フィンランド選手のスタートの時は、「みんなで選手の名前をよぼう!!」というアナウンスもあり、フィンランド国旗を振り、足を踏み鳴らし、大声で名前を呼び・・・の大盛り上がりでした。
テレインはふつうの街並みですが、交通規制のときに使われるような移動式のフェンスで通行不可、通行可の課題をいくつか作っていました。

女子はスイスのシモーネが2位に8秒差で優勝。優勝が決まった時のシモーネの様子は印象的でした。男子は地元フィンランドのモルテン ボシュトロームが2位に17秒差で優勝しました。2位から6位までの差が10秒しかなく、ほとんどが最後方のスタートだったため、劇的な優勝決定シーンになりました。地元の王者が世界を制した!!ので観客も大興奮。女子も3位に入り、フィンランドにとってはよい滑り出しになったようです。

MEN QUALIFICATION 1 3.69km ↑35m
1 Hansen Rasmus Thrane Denmark 0:12:39
2 Hubmann Martin Switzerland 0:12:58
3 Kaas Carl Godager Norway 1:06:51
15 Wartbichler Christian Austria 0:13:55
15 Baumholczer Máté Hungary 0:13:55
29 Tanikawa Yuta Japan 0:15:14
MEN QUALIFICATION 2 3.69km ↑35m
1 Østerbø Øystein Kvval Norway 0:12:54
2 Hertner Fabian Switzerland 0:13:19
3 Gvildys Jonas Vytautas Lithuania 0:13:27
15 Coupat Vincent France 0:14:22
30 Yuki Katsuya Japan 0:17:00
MEN QUALIFICATION 3 3.7km ↑35m
1 Lysell Jerker Sweden 0:13:08
2 Kyburz Matthias Switzerland 0:13:10
3 Michiels Yannick Belgium 0:13:23
15 Figueiredo Joo Portugal 0:14:26
27 Naganawa Tomoaki Japan 0:16:23