個人戦を終えて:皆川
皆川です。
日本から、また現地で応援をしてくださった皆様ありがとうございます。
皆さんの声援がどれだけ力になったかわかりません。
私は初めて、スプリント、ロング、ミドルと3連戦に挑戦したのですが、体力的・精神的な心配はなく、どのレースも精一杯走れました。
5回目の世界選手権出場のなかで、最も冷静に、楽しく走れたと思います。
それは、日本での合宿などチームのみんなで練習をこなしてきたことが大きいのだと思います。
今回、決勝進出を目標にやってきたので、ロング、ミドルで予選通過できなかったことは悔しいことですが、山のなかで、海外選手と競ったり、トップ選手の走りを目の当たりにして、私は世界選手権で戦っているんだということを実感しました。
スプリントの予選はフィニッシュした時に、「決勝にいける」と思ったほど満足のできるレースでした。昨年は舞い上がって自分のレースができずに、どうしたらいいのか、ずっと考え続けてきました。
そして、今年はコーチや仲間、応援してくれる人たちからのアドバイスもあって、自分らしい、楽しいレースをすればいいのだと、心晴れやかな気分でスタートに立つことができました。
スプリント決勝は実は3度目なのですが、過去2回とも大とびをして、不完全燃焼という感じでしたが、今年はミスはありつつも、全力で地図を読み、走れたと思います。
予選とは全く違う、読み切らないと行き止まりにはまるような難しいコースで、決勝ってやっぱり格別だと思いました。そして、街中の人々からの大声援を浴びて走れることが、こんなにエキサイティングなことなのかーと、夢のような1日でした。
女子は決勝進出は現実的な目標であり、できると信じて練習を積んでいけば、きっと現実になります。そして、予選通過の可能性が高まれば、決勝での戦いももっと楽しむことができると思います。私のこれまでの経験も次につなげて、今後も多く選手に決勝を走る感動を味わってもらいたいです。
あとは残すところリレーです。
女子はチームが組めませんでしたが、男子の応援に全力を尽くします!
一緒にエールを送りましょう。