日本代表の未来にについて考える公開シンポジウム
第29回京葉OLクラブ南房総大会第1日目の22日、大会会場付近にて、日本代表の未来にについて考える、公開シンポジウムを開催します。
現役選手、関係者のご協力を得て、とても魅力的なパネラーと司会を用意することができました。
今回のシンポジウムは決して、代表選手だけをターゲットにして開催されるものではありません。日本の競技の将来に興味のある多くの人に聞いてきた頂きたく、広い視点で議論を進めようと思っています。後半にはフロアの皆さんの意見も伺って進めて行きたいと思います。
パネリストの方も真摯に受け止めて準備をいただいており、きっと実りのあるものになると考えております。
一般の方、学生の方にも広く皆さんに聞いていただきたく、レース後の貴重なお時間ではありますが、是非お立ち寄り下さい。
シンポジウム概要
【主催】 | 日本オリエンテーリング協会強化委員会 |
【協力】 | 京葉オリエンテーリングクラブ、財団法人富津市施設利用振興公社 |
【日時】 | 2008年11月22日 午後1時30分より3時30分 (予定:午前中の競技日程により変更の可能性があります。) |
【場所】 | 富津市民ふれあい公園ビジターセンター(スプリント会場より徒歩10分程度です。当日案内を出しますのでご参考下さい。) |
【参加費】 | 無料 *シンポジウムの主旨にご賛同頂けた方は、当日500円/名の寄付をお願いします。 |
【申込】 | 事前申込みは不要です。当日ご来場下さい。 |
(予定) |
司会進行 : 松澤俊行 パネリスト : WOC,ユニバーシアード,JWOC 代表選手等(下記参照) 1. 基調講演 「世界における日本の位置」 (鹿島田 浩二) 2. パネルディスカッション 3. フロアを含めたオープンミーティング 4. まとめ |
司会及びパネリスト紹介
司会
松澤俊行選手
所属 三河OLC
91年度東北大学入学。3年生時から頭角を現し、94年度のインカレロング2位。卒業後も実力を伸ばしWOCは99年に初出場し、その後通算7度出場。全日本選手権は00年度、03年度の2回優勝。この10年を代表する選手となる。03年には勤務していた民間企業を退職し愛知教育大に入学、現在は大学院に通う傍ら、培ったオリエンテーリングスキルと、教育の専門家としての知識を生かして、07年より松塾を開催。自身の競技と、オリエンテーリング技術の普及の両面で現在のオリエンテーリング界に貢献している。NRランキング2位、NSRランキング1位。
パネリスト
番場洋子選手
堀場製作所勤務
所属 HORIBA
98年度京都大学入学後オリエンテーリングを始める。99年、00年JWOC代表を経験しその後インカレロングで2連勝。04年からはWOC代表として活躍し、通算4度の決勝進出は女子最多。全日本選手権でもこの5年で4度優勝していおり、誰もが認める女子の第一人者。08年夏に韓国で開かれたアジア選手権では3冠を達成し、世界的に名の知られているアジアを代表する選手でもある。山岳耐久レースで05年に女子20代の部で優勝した経験もある。
小泉成行選手
株式会社ケアフィット・ネットワーク勤務
所属 ときわ走林会
98年筑波大学入学後オリエンテーリングをはじめる。4年の01年度にインカレロング優勝。その後04年から5回連続してWOC日本代表を経験し、安定した活躍を見せる。04年度には全日本選手権2位。スプリントとリレーも得意とする。08年にはEOCから約2ヶ月の欧州遠征を経験、チェコのWOCではミドル、スプリント、リレーの3種目をこなした。09年01月より法的には個人事業主となり、会社勤務の傍らnoname代理店活動を本格化する。NRランキング7位、NSRランキング5位
藤沼崇選手
所属 ES関東クラブ
03年新潟大学入学後オリエンテーリングをはじめる。05年度インカレミドル4位、06年度インカレロング4位。07年に就職して東京に移転、ES関東クラブに所属した後からエリートでも上位に進出。特に最近はスプリントで強さを増している。08年ユニバーシアード代表。NRランキング9位、NSRランキング6位
円井基史選手
金沢工業大学講師
所属 多摩OL
96年 東京工業大学、学生時代は目立った成績はないが、卒業後に頭角表す。02年度全日本ロング4位、03年、06年 WOC代表。現在
は、オリエンテーリングのほか、トレイルランにも力を入れており、08年はOSJおんたけスカイレース4位入賞、日本山岳耐久レースで
自己記録8時間44分(21位)を達成。数少ない8時間台現役オリエンティア。トレイルランの一流選手との交流も深lく、オリエンテー
リングに外の視点を持ち続ける。管理するウェブサイト「情報の共有化」(http://www.geocities.jp/ol_intelligence)は、オリエ
ンティアのみならず多方面の選手にも有名。
橋本浩一氏
武相学園中学・高等学校勤務(英語科教諭)、オリエンテーリング部顧問
中学時代は、陸上部所属で主に短距離・跳躍競技を専門し、100mのベストは10″90を記録。
立教大学時代にオリエンテーリングをはじめる。2002年に創部した武相中学・高校のオリエンテーリング部の顧問として活動を続け、教え子の宇野夏樹選手がJWOCに通算3度出場。2005年スイス大会にはオフィシャルコーチとして遠征。主にジュニアの視点から、2008年度よりJOA強化委員に所属し活動している。
その他1名調整中